〔食・農 応援プロジェクト〕エフエム山形 オリジナルコーナー番組

おしゃべりな畑

[おしゃべりな畑 Vol.15]2017.11.7放送(終了)

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Guest

やまがた在来作物案内人村上敏正 様

Thema

升田かぶ収穫体験

10月18日、酒田市八幡町升田地区にて行われました在来作物「升田かぶ」の収穫体験 の模様です。
こちらの収穫体験は「八幡地区の在来野菜を守り育てる会」が主催し、今回は市内外から約30名の参加者が在来作物「升田カブ」の収穫を体験しました。
「升田カブ」を守り伝え、今回の収穫体験を主催されました「八幡地区の在来野菜を守り育てる会」、「村上正敏」さんに、升田カブとの出会いから守り伝えていこう思ったきっかけ、伺いました。

Information

升田かぶについて鳥海山の南麓、酒田市升田地区(飽海郡八幡町)では焼畑のことをカナと呼びます。かつて、このカナで栽培していたかぶをカナカブと呼んだり、ただカブと呼んだりして、食していました。
升田カブは、直径4cm程度、長さ15~20cm程度。青首ダイコンを小さくしたような形で、根の下部は、やや膨れ、曲がっています。細根が多く、鶴岡市櫛引地区の宝谷かぶにも似ています。どこから来たのか詳しい来歴は不明ですが、その昔、源平合戦に敗れた平家の落人が携えてきたものではないかともいわれ、少なくとも100年以上前から栽培されているようです。
この地区に在住の村上さんは、幼い頃に食べた升田かぶの軟らかく、とろけるような食感と味が忘れられずに栽培を再開しました。昔はよく、鯨汁や兎汁などにして食べていたのだそうです。鯨や兎が珍しいものとなった今では、同じように升田かぶも珍しい存在になり、現在では村上さんを含めて2,3軒の農家で自家用として栽培されるのみとなってしまいました。


また、焼畑栽培は大変な労力を必要とするため、本来のカナカブ、升田かぶといえるものはほとんど見られなくなっています。また、地元でさえも認知度が低かったため、平成21年秋から地元の産直施設「たわわ」に出荷してみたものの、ほとんど売れずに廃棄してしまいました。
しかし、食の親善大使である太田政宏シェフらから食材として素晴らしい価値があることを認められたことや、近年、様々なメディアから在来作物が注目されて来ました。
升田かぶお料理レシピDownload